Activity
ワンゲルの1週間
授業期間中の活動は基本的に下表のとおりです。
- 審議:登山計画が安全なものかどうか審査する審査会です。1・2年生は自分が参加する山行に関係する審議にのみ参加します。詳細はワンゲルの安全対策をご覧ください。
- 山行:授業期間中の山行は,殆どの場合金曜日の夜に東京を出発し,日曜の夜に東京に戻ってくるようにスケジュールが組まれます。多くの場合は,金曜日の夜,授業終了後にそのままキャンパスに集合し,電車で目的地に向かいます。
ワンゲルの1年
1年間の主な行事は下表のとおりです。この他にも,授業期間中はほぼ毎週末に山行が企画されます。最近の山行についてはこちらをご覧ください。
- 新人合宿:新入生が最初に本格的に参加する山行です。この時点では入部は確定していないので,新人合宿に参加してみて,ワンゲルの雰囲気を覗いてみることができます。
- 藪トレ:東大ワンゲルの特徴である藪山行です。1〜3年生は3回以上の参加が推奨,最低でも2回は参加しなければなりません。東大ワンゲルではほぼ唯一の必須参加山行です。
- 夏合宿:8月上旬から中旬にかけて,15日間ほどの長期山行が企画されます。現役部員は必須参加です。2〜3つのなかから行き先を選ぶことができます。2017年度は,北アルプス縦走,南アルプス縦走,白山藪の3隊が企画されました。
- 秋企画:夏合宿を終えた夏休み後半には,5日間前後の山行がいくつか企画されます。授業期間の週末には行けない,遠い山にも行くことができます。
- 冬山山行:11月後半からは冬山シーズンです。希望する部員は,所定のトレーニングを積んだ上で,冬山山行に参加することができます。冬山登山は高いレベルの技術を要するため,特に厳重に安全対策を取っています。詳細はワンゲルの安全対策をご覧ください。
登山装備の一例
東大ワンゲルで最もポピュラーな「夏山一般装」をご紹介します。山域や季節などによって若干変化する場合があります。
山メシ
食事は,山での大きな楽しみの一つと言えるでしょう。東大ワンゲルには,代々受け継がれてきたメニューがあります。その一部をご紹介します。
CHP(しーえいちぴー)
クリームシチュー(C),ハヤシライス(H),ペンネ(P)の混合。意外や意外,ハヤシライスのコクとクリームシチューのまろやかさが合わさって,絶品です。
材料例(5人分)
クリームシチュールー5皿分,ハヤシライス5皿分,早ゆでペンネ500g,乾燥野菜適量
茶飯(ちゃはん)
砂糖が多い食後の紅茶…ということにしておきましょう。調理終了後に,汚れた鍋を洗うために作られるお茶です。これを作らなければ,鍋の汚れに雑菌が繁殖してしまいます。これぞワンゲルの知恵。
材料例(5人分)
ティーバッグ3袋,砂糖75g
ワンゲル肉
これは料理というよりは材料。豚バラ肉を水分が飛ぶまで焦がさないように炒め続けた,保存の利く肉です。上手にできると,香ばしい香りが楽しめます。上手にできると。
材料例
豚バラ肉
ワンゲル用語
東大ワンゲルには,長い年月の中で培われてきた伝統用語があります。その一部をご紹介します。これであなたもTWVマスター?!
- ホーヤ:呼びかける際に使う言葉です。「山田ホーヤ」などのように使います。
- ヘッド:登山用のガスコンロのことです。
- カッポジ:炊事後に鍋にのこったご飯粒などをこそげ落として食べることです。たいていは1年生の役目です。
- サイト:テントを張ったり,ご飯を作ることを指します。
- たるみ:登山の合間の休憩のことです。ワンゲルでは50分登山→10分休憩を1サイクルとしています。
- ピッチ:上記の1サイクルのことです。時間の単位としても使われ,原則として1ピッチ=1時間になります。